準決勝戦11Rは、3枠の白井英治(45=山口)が1着。決勝戦に一番乗りを果たした。

展示はスロー3コースだったが、レース本番は奇襲の3カド戦。1Mはまくり差して、イン浜野谷憲吾をとらえた。BBCでは初の決勝戦進出で、勝利者インタビューは表情が晴れ晴れ。「スタート特訓で遠藤さんが出ていた。このままスローからではまくられる。攻める位置にしないと、と思った。(3カドは)全く練習していなかった。様子を見ながら、勘通り(スリットに)入れた」。

土壇場での好判断でBBC初の決勝戦進出を呼び込み、勢いそのままに今年初のG1制覇といくか。

その後の枠番抽選で、12R決勝戦は4枠に決まった。4カド戦の台頭が多い今シリーズ。最後も目が離せない。