悲しみを乗り越えて船倉卓郎(37=長崎)がレースに臨む。国見高校サッカー部時代の恩師、小嶺忠敏さん(享年76)が今月7日に亡くなった。8日の通夜に参列した船倉は故人との別れを惜しむとともに「久しぶりに先輩や後輩に会って『頑張れよ』って声をかけられた。僕も頑張らなきゃなって気持ちになった」と戦う気持ちを新たにした。

小嶺さんからかけられた「自信と過信は紙一重。常に謙虚でありなさい」という言葉は今でも船倉の胸に強く残っている。今年初戦の岸和田は6、7、5着に終わった。「成績が悪くてへこんでいたけれど、へこんでる場合じゃない」と船倉は前を向く。予選2Rは近畿の3番手を選択。鋭い伸びで亡き恩師に勝利をささげたい。