日刊スポーツ新聞社制定「第35回競輪年間三賞」の受賞者が決定した。ガールズ最優秀選手賞には児玉碧衣(26=福岡)が4年連続で選出された。

ガールズGP4連覇は逃したが、児玉碧衣が堂々のガールズMVPに輝いた。自らの記録を更新する4年連続の勲章に「光栄に思います。昨年のガールズGPでは悔しい思いをしましたが、1年間の成績を評価していただけて、とてもうれしいです」と笑顔を見せた。

21年は34連勝のガールズ記録更新に、メディア出演やSNSでの発信と、バンク内外での活躍が顕著だった。「ガールズケイリンのアピールにも力を入れて、女王奪還を目標に日々精進していきます!」と決意表明。22年も“アオイ”の名を日本中にとどろかせる。

◆児玉碧衣(こだま・あおい)1995年(平7)5月8日、福岡県大野城市生まれ。筑陽学園高卒。競輪学校(現養成所)108期生として15年7月松戸でデビュー(11(2))。18~20年に史上初のガールズGP3連覇。昨年はガールズ記録を大幅に更新する34連勝。通算483戦405勝、通算獲得賞金は1億3942万2000円。168センチ、66キロ。血液型O。