日刊スポーツ新聞社制定「第34回競輪年間三賞」の受賞者が決定した。ガールズ最優秀選手賞は4年連続で児玉碧衣(25=福岡)が獲得した。児玉は「ガールズGPを優勝したわけではないのに驚いています」と恐縮。それでも「期待も込めて選んでくれたのだと思うし、しっかり責任感を持ち(MVPに)ふさわしいレースをしていければ」と表情を引き締めた。

ガールズGP4連覇を逃したとはいえ、昨年も大活躍だった。ガールズ記録を大幅に更新する34連勝に最速400勝。そんな中で一番印象に残ったレースに、8月のガールズドリームレースVを挙げた。「(7月の)ガールズケイリンフェスティバルでいい成績を収められなかったが、トップでいたいという気持ちが強くなって必死に練習した。優勝をあらためてかみしめました」と悔しさをばねに、さらなる進化を遂げた。

そして22年。「女王の座を奪還することが今年の目標。車券に貢献できるように、精いっぱい頑張ります ! 」と笑顔で決意表明した。