猛烈なうねりで艇が跳ねまくる悪コンディションの中、地元支部長の馬場貴也(37=滋賀)が4カドから豪快にまくり切り優勝。これが意外にもG2初制覇となった。2着争いは稲田浩二(37=兵庫)が大上卓人(31=広島)に競り勝った。

進入は123・456。波高12センチ、追い風8メートルで、ホームもバックもボートがうさぎ跳び。さらに1Mは湖面特有のうねりも発生した酷い水面でも、独特のコンディションに慣れている馬場が強みを生かした。コンマ05のトップスタートで一気に内をのみ込み、モンキーターンすらできない状況を執念で乗り切った。

優勝した馬場は「びわこの水面に助けられました。強い気持ちだけでレースに臨みました。G2を地元で勝てて本当にうれしい」と喜びを語った。

払戻金は2連単(4)-(5)1270円、3連単は(4)(5)(1)2940円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください。選手の表記は支部)