競輪選手養成所121、122期生の卒業記念レース(5日)を観戦した中野浩一氏(日刊スポーツ評論家)が、デビューを前にエールを送った。

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今回の卒業記念レースは初めて卒業後に行われた。彼ら、彼女らはすでに選手として登録されている。その観点でレースを見ていて「本当に、勝つために先行しているのか?」と不安になるレースが見られた。

これからはファンがお金を賭ける。ファンのお金を背負って走る以上、勝つための先行でなければ駄目だ。

養成所内の訓練なら、力を試すための先行はあっていい。どこから駆ければ自分が持つのかを知るのは重要だ。ただし、本来なら力のある選手があっさり負けてしまうのを見ると、大丈夫か? と言いたくなった。

君たちはもうプロだ。卒業記念をどう考えて走っていたか、理由を説明できるならいい。ガールズ決勝の畠山ひすいのような、あくまでも勝てる先行をしてほしい。

名前を売るのも大事だが、ファンが買っているということを肝に銘じ、デビューに備えてほしい。新たなスターの誕生を、待っている。