11Rは1枠・古賀千晶(41=兵庫)が逃げ切って通算10度目の優出を果たし、念願の初優勝に前進した。

気温低下で乗り心地に多少、違和感はあったもの「足は変わらず良かったです」と笑顔。道中で小山勉に追われたが、回った後の二の足、三の足で引き離した。優勝戦は2枠。1枠には完全Vを目指す後藤正宗がいる。強敵だが周囲の機力評価は古賀と後藤の2強。女子で軽量の分、伸びは古賀が上とみる選手もいる。「足は大丈夫。スタートに集中します」。00年5月にデビューして丸22年、優勝戦は悔いのないスタートを行く。