4日制に初出場の高尾貴美歌(たかお・きみか、22=長崎)が勝負強さを発揮した。

ガ準決5Rは、最終的に奥井迪-篠崎新純の3番手から流れ込んで3着。初周は奥井の後ろだったが、その奥井が動いた後に「自分が(外に)浮いちゃう未来が見えた」(高尾)ので、篠崎を入れて3番手に引くクレバーな走りが光った。前半2日間(5、4着)のポイントが13番目タイで、ぎりぎり準決に滑り込んだだけに、リズムの良さは決勝メンバーでも一、二を争う。状態面も「ちょっとずつ上がっているのかな?」なら、ガ決勝は準決以上の着順に期待してよさそうだ。