村岡賢人(32=岡山)が雨が降り始めた準優11Rでインから押し切り、優勝戦2枠をゲットした。

優勝戦に向けては「みんな早いので、スタートで出し抜くことはできないです」と冷静に分析する。「1枠は茅原(悠紀)さんなので、3枠の立間(充宏)さんが攻めてくれるか、6枠の山口(達也)さんが準優12Rの再現をしてくれるか…。でも、展開を待っていては駄目ですね。自分で差し切りにいきたいです」と、いろいろな展開を考えつつも、最後は自分で打開すると力を込めた。

ともに戦う49号機は「出足は納得はしてないけれど◎はつくかな。回り足もいいし、伸びも森(秋光)さんと同じくらいはあるので十分です」と一定の満足感はある。「チルトは2枠なので0度かマイナスの気持ちだけど、マイナスを試したいと思ってます」と思案中だ。

21年3月の宮島一般戦以来の優勝を目指し、2枠から冷静なハンドルさばきで勝負する。