チャレンジ決勝7Rは、メンバー最年長の吉成貴博(34=熊本)が存在感を示すか注目したい。

8人と大挙した121期ルーキーから6人が決勝進出。吉成は予選で松本秀之慎の逃げをかわし、準決は坂田康季に乗って前残り2着。決勝進出を決めると、「もう足がいっぱい、いっぱい。若手の頑張りに尽きる」と謙遜しながら2日間を振り返った。

決勝は、ともに進出した松本が先頭。番手は福田要に任せて3番手を固める。

「ずっと前に、若手がたくさんいて追い込みは自分だけという決勝があった。たぶん明日は7着でしょうね」。全く景気のいい言葉は聞かれなかったが、狭いコースを縫えるのは吉成だけ。年の功を見せたい。