菊池翔(28=福島)が大瀬戸潤一郎の飛び付きを許さない、うまい運びで逃げ切り。「作戦通り。落ち着いてできたと思う」とラインで上位独占を決めたレースに胸を張った。「最後まで踏み切れていたので悪くない。準決もしっかり動けるように」。準決5Rもライン4車を生かして積極的に仕掛けたい。

2着の亀谷隆一(36=神奈川)は安堵(あんど)の表情。「大瀬戸さんが自分でやることを朝知ってドキドキした。同じ誕生日の菊池君が上手にやってくれました。気持ち良さそうに逃げていましたね」と10月8日生まれの2人でワンツーが決まって終始、上機嫌だった。