18年に当地で「名人」まで上り詰めた渡辺英児(53=静岡)が機力を完全に引き出した。初日は連勝。前半6Rでは5コースから艇団を割って突破した。11Rでは3コースから豪快にまくった。

「最高のセットですよ。エンジンもいいし、ボートもいい」と笑顔で振り返る。複勝率は、エンジンが46・7%、ボートも41・0%と高い数字を残している。

2日目は7R2枠の1走。18年4月の当地マスターズ・チャンピオン(プレミアムG1)を制して、5年近くが経過した。そのときの貫禄は色あせない。