「シニアVSヤング」の優勝戦は、エース機の大場敏(56=静岡)に注目が集まる。

ここまで8走して3勝を挙げ、着外は1度だけとエンジンのパワーを存分に示している。準優11Rも倉尾大介がインを守り、江口晃生が前付けで2コースに入ったが、2番差しからバックで伸びて2M先取りして制した。「上位と言わないと駄目だよね」と機力に満足だ。

優勝戦の展開は1枠の前田滉に、6枠の江口晃生が揺さぶりをかける。2枠の大場は冷静にセンターに引いてまくり差し、20年11月の津以来となる優勝を目指す。