優勝戦は松尾祭(35=香川)が、センターから鮮やかなまくりを放った。20年1月児島一般戦以来となる通算4度目、尼崎では初優出初Vを飾った。

進入は枠なりの3対3。全体に控えめな踏み込みとなったが、松尾は3コースからコンマ21のスタート。1Mでは、インの山下和彦(54=広島)が先マイを狙って回った瞬間、松尾が絶妙なタイミングで全速ターン。これが見事に決まり、バック一気に抜け出した。山下は猛追したが2着まで。差し場を突いた中辻崇人(46=福岡)が3着となり波乱の結末となった。松尾の次走は10日から15日まで地元の丸亀一般戦に出走予定。