神山雄一郎(55=栃木)がS級予選8Rで1着となり、通算900勝を達成した。
史上16人目、現役ではただ1人の快挙。1988年5月8日のデビュー勝ちから36年目、2809戦目、今年2月27日の王手(向日町F1初日)から23戦目で成し遂げた。
神山は93年の宇都宮オールスターを皮切りに、史上最多のG1・16冠を獲得。最強レーサーとして、これまで数々の金字塔を打ち立ててきた。
◆神山雄一郎(かみやま・ゆういちろう)1968年(昭43)4月7日、栃木県小山市生まれ。作新学院高卒。競輪学校(現選手養成所)61期生として在校成績1位、卒業記念レース優勝に輝き、88年5月のプロデビュー開催(花月園)は3連勝の完全Vを飾った。93年・宇都宮オールスターから05年・名古屋オールスターまでのG1優勝16回は史上最多。99年の静岡ダービーでG1全6大会制覇(グランドスラム)、97年G1競輪祭で優勝とともに競輪界初の年間賞金2億円を達成した。通算2809戦900勝、通算獲得賞金29億1463万609円。180センチ、87キロ。血液型B。