若きボートレーサーたちの祭典、プレミアムG1第10回ヤングダービーが、19日に山口・下関ボートで開幕する。開幕直前コラムでは、初のG1出場に心躍らせる関東地区の選手に注目する。第1回は、直前に初優勝を果たした岡部大輝(27=東京)だ。

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岡部は初のG1出場を前に、うれしい初優勝の水神祭を飾った。今月7日、鳴門優勝戦を3コースからまくり差しで突き抜けた。エンジン複勝率25・8%の平凡機を仕上げての優勝。調整力も上がっている。

8月の地元平和島お盆レースでフライング休みから復帰した。準優進出は果たしたが、「休みの間に回転域が全然、違ってました。ヤングダービーまでの1カ月でしっかりペラをやっていきます」と反省を交え、気概も見えた。休み明け2節目の住之江では優出、そして鳴門で最高の形を体現した。ヤングダービーでの期待がますます膨らんだ。

開催する下関では、1月に優出した実績がある。「平和島と同じ海水ですし水面が広いのもいい」。鳴門も海水だった。また、初のG1舞台にも「いつも走ってるメンバー、楽しんで思い切ってレースできればいい」とそこまで気負いもない。岡部は、調子もペラ調整も上げ潮で初G1に挑戦する。【中川純】

◆岡部大輝(おかべ・だいき) 1995年(平7)12月27日、神奈川・川崎市生まれ。15年5月、ボート116期生として多摩川でデビュー。初勝利は16年5月の津。今月、鳴門で初優勝を飾った。同期は鈴谷一平、沢崎雄哉、大山千広、入海馨ら。166センチ、52キロ。血液型O。

※明日は「注目選手・下」