市橋卓士(44=徳島)がしっかり逃げ切り、4月住之江以来、今年3度目の優勝を飾った。

12R優勝戦は、枠なり3対3。インから軽快に先マイを決めると、2コースから差す福来剛の猛追を振り切った。2着は福来、3コースまくりを狙った村上遼は3着となった。

相棒の68号機は初降ろしから優出がなかったが、2節前の中間整備で気配を急浮上。「今日(最終日)も足が良かった。うまいこと調整できた」と納得の表情。びわこでは14年2月、イン守田俊介に2コースジカまくりを決めて優勝。今回はきっちりと主役を演じて、びわこ2度目の優勝を果たした。

次節は、10月2日からの多摩川一般戦を予定。「いつも優勝を狙っているので、頑張っていきます」と口元を引き締めた。