立候補で自治会長(生徒会長)になったという藤井優希(25=山口)は、125期ナンバーワンのムードメーカーだ。

1回戦は並走でヨコの動きをしてしまい、いきなり教官から大目玉を食らった。しかし、「僕はお客さんが熱くなれるレースがしたいし、ビッグになりたい。目標は新庄剛志さんのようなスーパースターです」と大真面目で語る。

しかし、決してふざけているわけではない。競技用の自転車には大学卒業後に乗り始め、2回目の試験で合格。才能もあるし、努力家でもある。

卒業記念レース3走は未勝利に終わったが、悔いはない。「全力を尽くしての完敗。毎日が充実していて、この10カ月は一瞬のように感じる。デビューしたらバチバチでいきますよ」。ハートの強さはプロ向き。きっと目立つ存在になっていく楽しみな逸材だ。