前田翔(24=愛知)が5コースから差して、22年10月浜名湖の初優勝以来、通算2度目の優勝を飾った。

優勝戦12Rは枠なり3対3の進入。村上宗太郎、新開航のセンター勢のまくりに、2コース原田才一郎も抵抗するように外マイ。ぽっかり空いた内を前田が的確に差して、イン佐藤隆太郎の猛追を抑え切った。「優勝戦では一番悪い足だったと思う。願ってもない展開でした」と振り返った。

1年6カ月ぶりの優勝に「長かったですね…。優勝戦に乗る回数は増えましたが優勝ができず、プレッシャーでした」。重圧から解放されて、満面の笑みを見せた。

3期連続のA1級も見えている。「G1にあまり出ていないので、呼ばれるように、活躍できるようになりたい」と目標を話した。

勢いづいた前田が、次節25日からの蒲郡一般戦で2節連続の優勝を狙う。