IT頭脳を駆使し、遅咲きの花を咲かせたい。3Rに出走する長谷川裕一(38=愛知)は4年前までトヨタ自動車に勤務し、ITマネジメント部に所属していた。自転車のレベルは、趣味でロードレースに参戦していた程度だったという。それでも、知人を介して豊橋の愛好会に参加してから、ピストバイクにも乗るようになり、好奇心が湧いてきた。
そこから一念発起。「新しいことに挑戦したかったんです」。一流企業のサラリーマンの職を捨て、35歳で養成所の門をたたいた。無事、卒業を果たした22年7月、36歳でプロデビューした。当時は、「珍しいパターンの転職だったのでしょうか、地元紙にも取り上げられたりしましたね」と懐かしむ。
トータル2年間で優勝は1度。今年も決勝進出は1度と、低空飛行が続いている。しかし、今場所は参加選手の中で今期優勝者が1人もおらず、まさに群雄割拠の様相。前場所は腰痛で欠場したが「もう大丈夫です。練習は(中22日空き)しっかりできたので、頑張りたいですね」。まずは予選3Rで自身2度目のVへ、ログインする。





















