地元の旭啓介(46=神奈川)が高配当をたたき出した。2分戦の予選9Rは、ラインの先頭同士が赤板から激しくもがき合う乱戦。後続が次々離れ、ラインの3番手だった旭が2角5番手からまくり、続いた単騎の吉川悟が2着に入って、2車単は33万8400円の大万車券となった。

これは42通り中の最低人気で、2002年以降では川崎の2車単最高配当とみられる。3連単(39万3570円)とも大差ない超大穴に、旭は「前が離れていたので追い付こうと思って外を踏んだら追い付いて、もうバックは踏めないのでそのままま行ってしまった。ラインにも申し訳ないし、お客さんにも申し訳ない」と、勝っても神妙な表情だった。

前検日の朝に急な追加の連絡があり「練習で追い込んでいた最中なので疲れが心配」と話していたが、予想外の好結果に自分でもビックリの様子。準決10Rは田頭寛之の番手から20年3月静岡(9着)以来の決勝進出を狙う。