福岡、埼玉決戦となった12R優勝戦は3枠の佐藤航(26=埼玉)がまくり差して、通算4度目の優勝を決めた。デビュー初Vを目指した1枠西川拓利は悔しい2着だった。

怒濤(どとう)の6連勝締めだった。初戦は転覆失格。2日目は5着2本。予選突破は厳しい状況ながら「いいガス抜きになりました」と余計な力が抜け、自然体で頂点まで上り詰めた。

優勝戦は2コースの中野希一がトップスタートを決め、まくりにいきかけたが1Mまでにやめて差しに構えた。佐藤はその瞬間を見逃さず、鮮やかなまくり差しを決めた。「(エンジンは)めっちゃ良かった。(1Mは)こういう展開もあると思ってたので、全てがかみ合った」と喜んだ。

1月びわこG2で優勝戦1枠ながら敗れた悔しさが成長を後押しする。「取るはずだったSGの権利を、1回1回優勝を重ねて取りにいきたいです」。今後の活躍が楽しみだ。