日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。


  1. 競馬
  2. ニュース

競馬のRSS

池江師快挙3週連続重賞V/AR共和国杯

日記を書く

先頭に立ったトレイルブレイザー(右)がアルゼンチン共和国杯を制した
先頭に立ったトレイルブレイザー(右)がアルゼンチン共和国杯を制した

<アルゼンチン共和国杯>◇6日=東京◇G2◇芝2500メートル◇3歳上◇出走18頭

 またまた池江厩舎! 準オープンの身で格上挑戦した3番人気トレイルブレイザー(牡4)が早め先頭から押し切って重賞初勝利を果たし、3冠トレーナー池江泰寿師(42)は史上8人目となる3週連続の重賞勝利を決めた。菊花賞のオルフェーヴル、そして天皇賞・秋のトーセンジョーダンに続く快勝劇。オープン馬14頭をそろえる常勝厩舎の勢いが止まらない。

 今週も、検量室前の1着馬が入る枠場には、満面の笑みで愛馬を迎える池江師がいた。激戦を終えたトレイルブレイザーの馬装を解く。汗の流れる首筋をなでる。変わらぬしぐさで馬をねぎらってから「休み明けをたたいて良くなっていたし、安藤さんも自信を持って乗ってくれた。まだ歩様に硬いところがあるし、使いながら良くなる馬なので次はもっと良くなると思う」と熱のこもった口調で史上8人目となる3週連続重賞勝利の興奮を振り返った。

 安藤勝騎手に導かれたトレイルブレイザーは、直線の坂を上り切った辺りで先頭に立って押し切った。同じ舞台で行われた5月の目黒記念はラストで伸びあぐねて4着。鞍上の頭の中には当時の記憶があった。「あの時はラストにもたもたしていたので、今日は手応えがあるうちに行ってみた。見た目以上に楽だったし、まだ奥のある勝ち方だったね」。5カ月前の経験が生きたレースでもあった。

 1600万条件の馬が重賞を勝ち、新たに厩舎14頭目のオープン馬が誕生した。トレーナーは「今は厩舎の雰囲気もすごくいい。この勢いのままどこまでも行ってほしいね」と再び相好を崩す。今後は12月11日に行われる香港ヴァーズ(G1、芝2400メートル=シャティン)を目標にするが「状態が良ければジャパンCに向かう可能性もあります。その後に香港へ行くこともできるので」と中2週でJCのプランも残っている。

 毎週のように重賞へ有力馬を送り出す池江厩舎は、今週の武蔵野Sにもダノンカモンをスタンバイさせている。師は「2着が得意な馬だけど、勝ち切れるように練習させてます」と冗談交じりに手応えを明かす。重賞は今年10勝目で単独トップ。97年藤沢和師の年間13勝も視野に入ってきた。3冠という偉業を成し遂げた今年の快進撃は、まだ止まる気配がない。【松本岳志】

 [2011年11月7日8時49分 紙面から]




  • 有料競馬◆2月22日、1~3着馬のコンピ指数[22日16:54]



日刊スポーツ購読申し込み 日刊スポーツ映画大賞