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ヴィルシーナ嬉しいな初重賞/クイーンC

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クイーンCを制したヴィルシーナをなでる佐々木主浩オーナー。左は加奈子夫人
クイーンCを制したヴィルシーナをなでる佐々木主浩オーナー。左は加奈子夫人

<クイーンC>◇11日=東京◇G3◇芝1600メートル◇3歳牝◇出走16頭

 やったぜ、大魔神! 元メジャーリーガーで、本紙野球評論家の佐々木主浩氏(43)の所有する2番人気ヴィルシーナ(牝、友道)が好位から抜け出して快勝。オーナーにうれしい初タイトルをプレゼントした。岩田康誠騎手(37)はこれが今年の重賞初勝利。1番人気のイチオクノホシが2着に入った。

 3角から4角にかけて13秒台のラップが2ハロン続く。マイル戦ながら1000メートル通過は62秒7の超スロー。道中2番手を進んだ岩田騎手は「この馬のペースだったので強気にゴールまで残る気持ちだった」と余裕の表情で振り返る。背後でマークするイチオクノホシを直線の坂で突き放す。着差はわずかだが、完勝にレース後は終始笑顔を浮かべていた。

 検量室前では待ち受けたオーナーに向かって汗をぬぐうしぐさでおどけた。幾多の名牝にまたがってきた超人岩田を驚嘆させる手応えがヴィルシーナの走りにはあった。「ゲートを出していって控えたら自分でハミを抜いてくれて…。攻め馬でもそうでしたが、レースでも本当に賢いですね。ディープインパクトは乗ったことないけど、こういう跳びをしているのかな。うん、すごく成長すると思うし、楽しみです」。

 1800メートルの新馬戦を勝ち、2000メートルの前走エリカ賞で牡馬の強豪を撃破。陣営は早くからオークス制覇を最大目標に置く。5月の東京を意識した東上だった。長距離輸送、左回りの東京…、「そのために持ってきた」と友道師。距離不足の懸念は杞憂(きゆう)に終わった。クイーンC馬のオークス制覇は76年テイタニヤ、99年ウメノファイバー、04年ダイワエルシエーロの3頭。「前走から前に行ってくれるようになったし、学習能力が高いですね」と課題をあっさりクリアした愛馬を褒めた。今後については桜花賞(G1、芝1600メートル、阪神=4月8日)への直行が有力だ。急がばまわれ。牝馬クラシック2冠制覇を遠慮することはない。この日の走りなら桜の主役にも当然ふさわしい。【木南友輔】

 [2012年2月12日9時3分 紙面から]




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