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絞れたアニメイト激走だ/ヴィクトリアM

鈴木が妙味大とみるアニメイトバイオ
鈴木が妙味大とみるアニメイトバイオ

<鈴木良一のG1フルスイング:ヴィクトリアマイル>

 春の古馬牝馬NO・1マイラーを決めるヴィクトリアマイル(G1、芝1600メートル、13日=東京)の枠順が11日、確定した。先週新潟大賞典の3連単30万馬券を◎▲○で的中させた「フルスイング」鈴木良一は、3枠5番アニメイトバイオで勝負する。G1・2着が2回ある実力馬だが、不当に人気がなく妙味大。太かった馬体が休み明け3戦目で絞れ、激走できる状態に仕上がった。

 迫力の追い切りに、ピークの出来を確信した。北村宏騎手を背にしたアニメイトバイオの最終追い。ウッドコースで3頭併せの最内。残り1ハロン標識を合図に気合をつけられると、きっちり1馬身の先着を果たした。全体の時計は5ハロン70秒1-12秒6。しまい重点のメニューだったとはいえ、直線の伸び脚は秀逸。初めて追い切りにまたがった鞍上も「反応は良かった」と納得の手応えで振り返った。

 目標の一戦に、目算通りの仕上がりだ。休養明けの2走は重めが残ったこともあり、本来の力を発揮できなかった。昨秋の府中牝馬Sを472キロで2着した馬が、復帰初戦の中山牝馬S(15着)は496キロで出走。続く福島牝馬S(8着)は478キロにまで絞れ、雰囲気も上昇していたが、まだ本調子には手前といった印象だった。

 今回は木曜発表の馬体重で470キロ。馬の太い細いは数字だけで判断できるものではないが、実際に馬体もすっきり見せ、ほぼ理想に近い状態。牧師も「思い通りに絞れている」と納得の仕上げを強調する。

 状態さえ完璧なら、このメンバーでも勝ち負けになる器だ。過去にG1で2度の2着。昨秋の府中牝馬Sでは、今回の18頭の中でも重い印を集めるフミノイマージンに先着している。驚くほどに人気がないのはここ3走の印象が悪すぎるからだろうが、エリザベス女王杯は本来のスタイルではない先行勝負で13着に敗れた。前2走は仕上がり途上といずれも敗因ははっきりしている。能力的には18頭でも上位の存在。決して無謀な狙いではない。

 ピークの出来に仕上げた陣営の熱意に応えるかのように、枠順も最高に近い数字を引いた。3枠5番。先週のNHKマイルCほどではないだろうが、今週も平均からややスローが予想される組み合わせ。いくら切れる脚を持っていても、4角で大外を回っていては届かない。馬群の内でロスなく脚をため、直線で切れ味を発揮する。この枠ならそんな競馬ができる。

 連覇を狙うアパパネは不振が続く近走に、陣営も半信半疑の状況を抜け出せない。本来の実力は上でも、今回に限れば絶対的な信頼は置けない。ならば「牝馬は格より調子」。絶好の出来で臨む今、◎がG1のタイトルをつかみ取る。

 馬連(5)から(4)(2)(3)(1)(7)(10)(11)。

 3連単(5)-(1)(2)(3)(4)(7)(10)(11)-(1)(2)(3)(4)(7)(10)(11)と、(1)(2)(3)(4)(7)(10)(11)-(5)-(1)(2)(3)(4)(7)(10)(11)。

 [2012年5月12日8時49分 紙面から]




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