全国高校サッカー選手権で県勢初優勝を目指す青森山田(青森)が10日、東京・駒沢陸上競技場で最終調整を行った。前日9日の準決勝(対関大一)の疲れを取るリカバリーを終えると、シュート練習やセットプレー確認など約2時間、みっちりトレーニング。黒田剛監督(39)は「優勝と準優勝は大きな違い。青森山田らしい、感動を与えられるような気持ちのいいサッカーをしたい」と意気込んだ。大黒柱のMF柴崎岳(2年)も「いつもと違ったことをせず、いい準備をして勝利を求めたい。勝って青森に帰りたい」と話した。