仁川アジア大会の男子サッカー準々決勝・日本-韓国戦の公式会見が27日、会場の仁川文鶴競技場で行われた。

 日本の手倉森誠監督(46)と韓国の李光鍾(イ・グァンチョン)監督(50)が出席。手倉森監督は「相手ホームで韓国と対戦することで、成長する糧にしたい。まだ韓国は無失点のようなので、風穴をあけたい、ゴールを奪いたい気持ち」と意気込んだ。

 李監督は「ライバルに対して、必ず勝つ心構えであります」。日本の印象について「我々よりレベルは高い」としながらも「精神的に強く臨めば何とかなる」と開催国の意地を見せた。

 韓国メディアから「アジア大会での戦績は韓国の5勝1敗だ」と水を向けられると、手倉森監督は「初めて知った。分が悪い。けどそれは、チャレンジャーの気持ちになれるということ」と逆に前を向いていた。