サッカー日本代表のハリルホジッチ監督が11日、東京・味の素スタジアム西競技場で行われた高円宮杯U-18(18歳以下)プレミアリーグ(東地区)を視察し「A代表だけでなく、ベースとなる仕事がものすごく大きい」と、育成年代強化の重要性を強調した。

 開幕戦のJFAアカデミー福島-清水ユースを観戦。ゴールシーンには大きくうなずき、親指を立てて満足そうな表情も見せた。「やる気と情熱を持ってプレーしていた。いい試合を見られた」と評価した。

 日本は昨年、19歳以下と16歳以下の両年代の代表がワールドカップ(W杯)出場を逃した。監督は「批判をするのは簡単。一緒に働いて、どんな練習が必要か議論したい」と育成年代への協力にも意欲的だった。