来年のリオデジャネイロ五輪出場を目指すU-22(22歳以下)日本代表が14日、中東遠征から帰国した。

 現地では2試合の親善試合を行い、同世代のイエメン、ウズベキスタンと、ともに0-0で引き分けた。大事な来年1月の五輪アジア最終予選を前に、決定力不足の課題を露呈してしまった。

 成田空港着の帰国便は、16日にクラブW杯準決勝で広島と対戦する南米代表リバープレート(アルゼンチン)のサポーターがたくさん乗り込んでいた。

 熱狂的なサポーターがずっと大声で歌って大騒ぎしていたという。主将のMF遠藤航(22=湘南)は「(搭乗前の)バスから騒いでました」と苦笑い。手倉森誠監督(48)は「サッカー関係者としてうるさいとは言えない」と大人の対応だったが、騒々しかったことは間違いない。

 こうなれば、同代表候補の広島FW浅野拓磨(21)にガツンとゴールを決めてもらい、うるさかったサポーターを黙らせ、少しでもやり返すしかない!?