日本サッカー協会は8日、MF香川真司(28=ドルトムント)が日本代表を離脱することを発表した。香川は前日7日の親善試合シリア戦で先発したが、相手選手と交錯して倒れた際に左肩関節前方脱臼となり、前半10分で退いていた。

 同代表はW杯アジア最終予選イラク戦(13日、テヘラン)に向けて、8日に日本を出発する予定だが、遠征には帯同できず、都内で行われた8日の練習にも不参加。同協会を通じて「残念かつ申し訳ない形でチームを離れますが、こればかりは仕方ないので、今はけがを1日でも早く治すことに集中したいと思います。日本代表が勝つことを祈るしかできませんが、勝利を信じて、戦ってきてほしいと思います」とコメントした。

 また、8日の練習はDF吉田麻也(28)が腰の張り、酒井宏樹(27)が右膝痛、MF山口蛍(26)はシリア戦中に負った右すね打撲のため、不参加だった。