日本が何とか引き分けて勝ち点1をもぎ取り、B組首位を守った。

 前半8分にCKからFW大迫勇也(27=ケルン)が先制ゴール。しかし、その後はイラクにボールを支配される。後半は気温37度超の猛暑の中、足をつりピッチに倒れる選手が続出する消耗戦。その中、後半28分、DF陣の混乱から同点ゴールを奪われた。勝ち点1は死守も、すでに最終予選敗退が決まっている相手に痛恨のドロー。ハリルホジッチ監督も「(結果は)私にとってちょっとガッカリだ」と悔やんだ。

 この日、31歳の誕生日で先制点をアシスト、フル出場した本田圭佑も「悔しいですね。悔しいけど、仕方ないです。しっかり反省していきたい」と厳しい表情だった。

 だが次戦、8月31日ホーム(埼玉)のオーストラリア戦に勝てば、W杯ロシア大会出場が決まるため、王手はかけた。