U-17W杯インド大会(6日開幕)に向けて静岡合宿中の日本代表は1日、大会前最後の実戦を行い、主将のMF福岡慎平(17)が右ふくらはぎを痛めるアクシデントがあった。常葉大との練習試合(35分×3本)の2本目に接触プレーで負傷し、担架でピッチを後にした。森山監督は「強い打撲。いつ全力で走れるようになるか様子を見たい」と心配そうな表情だった。不動のセンターバックだったDF瀬古もけがで大会メンバーに招集できておらず、立て続けの負傷にピッチには不穏な空気が漂った。

 その中で日本は2本目の終了間際にFW久保がPKを獲得し、自ら左足で決めて1-0で勝利。大学生相手にチャンスを複数回作り、指揮官は「もう1つ決められるようになれば、より堅く勝利をつかめるようになる。やってくれると思っている」と話した。チームは今日2日にインドに向けて出発する。