センターバックで先発した日本代表DF槙野智章(30=浦和)が、0-3の後半17分に頭でゴールを奪った。

 MF井手口の左CKからDFに競り勝ち、ゴール右へ決めた。日本がブラジルから得点を奪ったのは、06年W杯ドイツ大会のFW玉田以来となった。10月のハイチとニュージーランドとの親善試合でもフル出場して安定したプレーを見せ、信頼を得てつかんだチャンスだった。期待通りの結果を残し「映像を見て、ルーズな場所があると思っていた」と笑顔を見せた。ただ、前半は失点を重ねる展開だっただけに「苦しい時間帯をはね返すメンタルを出さないと」と反省も忘れなかった。