なでしこジャパンは24日、アンマンでヨルダンと国際親善試合を行い、FW岩渕真奈(24=INAC神戸)が2得点を挙げ、2-0で勝利した。前半27分に岩渕が右サイドでボールを運び、相手をかわして左足で先制。3分後にも味方とのパス交換からゴール前に抜けだし、GKとの1対1を落ち着いて決めた。

 10月のスイス戦で故障から約7カ月ぶりに代表復帰したばかりの岩渕は「とりあえず点を取れて良かった」と笑顔。高倉麻子監督も「岩渕が2点取ったのは良かった」と評価。ただ、ヨルダンを押し込みながらも後半は追加点を奪えず「ラストパスやシュートが相手の読みに引っかかっていた。すごく物足りない」と課題も口にした。