日本協会と鹿島は4日、東アジアE-1選手権(9~16日、味スタ)の日本代表に選ばれていた鹿島アントラーズDF西大伍(30)が、負傷のため招集を辞退したと発表した。2日のJ1最終節ジュビロ磐田戦の前半に右膝を負傷。精密検査の結果、内側側副靱帯(じんたい)断裂(全治等は後日)の大けがだったことが判明した。

 代わって、FC東京のリオデジャネイロ五輪日本代表DF室屋成(22)が追加で初招集された。クラブを通じて「初選出ということで、とてもうれしく思っています。存在をアピールするチャンスだと思うので、まずはしっかりと自分の良さを発揮できるように頑張ります。多くのことを吸収して成長して帰ってきたいと思います。応援よろしくお願いします」とコメントした。

 また、セレッソ大阪FW杉本健勇(25)が11月14日のベルギー戦で左脇腹を痛めていたことも分かり、状況が流動的に。大事を取って、日本協会はジュビロ磐田FW川又堅碁(28)を追加招集すると合わせて発表した。川又もクラブを通じ「代表に選出され、うれしく思います。チームに貢献できるよう、自分自身も結果にこだわりプレーしたいと思います」とコメントした。