ハリルホジッチ監督が本田の現状を見極めるためスタッフをメキシコに派遣する。成田空港で「(メンバー選考に)偶然性がないよう準備している。スタッフに役割を与え、すべての選手を網羅し、欧州だろうがメキシコであろうが訪問できるよう整えてある」と断言した。

 W杯(ワールドカップ)本大会メンバー発表前、最後の代表活動となる来年3月の海外遠征への招集について、信頼できるコーチ陣を送り可否を判断する。けがを抱えていた8月には医療スタッフを派遣したが、コーチ派遣は初となる。

 年末年始は「多分、山にこもって(対戦国の)映像を見ることになるが、少しスキーもしようと思う」。腕に覚えがあるスキーについて「1度ひどいけがをしたことがある。肋骨(ろっこつ)を4本折って肺に刺さった」と笑えない過去を明かしたが、2月は欧州組を直接視察し、再来日は3月になる見込みだ。本田の見極めも含め、W杯で滑って転ばないよう準備する。