中国で開催中のU-23アジア選手権に参加している東京五輪世代のU-21日本代表が14日、約1時間調整した。

 前日13日にタイに1-0で勝利し、1次リーグ突破が決定。練習前には約7分間の円陣が組まれ、1次リーグ1位突破を懸けて戦う16日の北朝鮮戦に向けて士気を高めた。

 練習はタイ戦での先発組と控え組で分かれて行われた。試合翌日の恒例となりつつある「森保塾」も開講。森保一監督(49)に選手個々が順に呼び出され、青空ミーティングが行われた。中盤の軸である主将のMF神谷と井上のボランチコンビや岩崎、遠藤らが直々に指揮官と話し、課題に向き合った。

 一発勝負の決勝トーナメント進出が決まり、さらに経験を積めることになった。神谷は「どれだけの戦いがトーナメントでできるか、1日1日を大事にしていかないといけない」と気を引き締めた。