W杯ロシア大会に出場する日本が3月の国際親善試合でマリとウクライナと対戦する。日本サッカー協会が9日、発表した。

 会場はともにベルギー・リエージュでマリ戦が23日、ウクライナ戦は27日。ウクライナ戦は海外では初の「キリンチャレンジカップ」となる。

 W杯1次リーグで対戦するセネガルをマリに、ポーランドをウクライナに見立て、対策を練る意味合いもある。

 バヒド・ハリルホジッチ監督(65)は日本協会を通じ「ともにW杯グループステージで対戦するチームを想定してマッチメークしました。今回は本大会に向けたメンバー構成を見極めるための大事な機会となります」などとコメントした。

 昨年11月の欧州遠征で招集しなかった本田圭佑、岡崎慎司、香川真司が復帰するかどうか、W杯を見すえた招集メンバーにも注目が集まる。