日本代表のハリルホジッチ監督(65)が視察し、C大阪のFW杉本ら代表候補選手の動きを絶賛した。

 ハリルホジッチ監督は「代表候補を見に来ました。かなり良い試合でしたね。リズムも良かった」と試合を振り返った。「結構ポジティブなことがあったと思います」と口滑らかに杉本のほか、同僚のMF山口、柏のGK中村の名前を挙げ、杉本については「継続してかなり発展してますね。自分のプレーを連続して続ける事ができています。運動量も増えています。ボールを奪うことにもしっかり参加していますね。攻撃でもしっかりボールを要求しています。ボールをもらう動きができているにも関わらず、もらえないところもありました」と絶賛した。そして「2、3回点を取るべきアクションもありましたね」と注文も忘れなかった。

 山口については「運動量が上がっていると思います。守備だけでなく、攻撃面でもしっかり関わるようになっています。あとは個人的にドリブルして、かわしてシュートというのがあればよかったと思いますね」と話した。中村については「素晴らしいセーブはありましたけど、(失点した)ミドルシュートはちょっと準備不足だったかなと思います」と述べた。