日本協会は13日、19日からパラグアイに遠征する東京オリンピック(五輪)世代のU-21日本代表メンバー23人を発表した。

 ハンブルガーSVのMF伊藤達哉(20)が、森保ジャパン結成後3度目の活動で初招集。ブンデスでも注目される若手ドリブラーに、指揮官は「目の前に相手がいても、何とか突破してチャンス、ゴールにつなげていく貪欲な姿勢を示せる選手」と期待を寄せた。就任間もない昨年11月にドイツで直接視察するなど、ずっと注目してきた切り札を手元に呼び、ともに戦う。

 実績ある柏DF中山や、新顔の流通経大のDFアピアタウィアも招集された。今回は97、98年生まれだけで編成され、01年生まれの東京MF久保建英(東京)の招集は見送られた。異例の南米遠征。日本は中1日で同世代のチリ、ベネズエラ、パラグアイと対戦する。