なでしこジャパン(世界ランク11位)がベトナム(同35位)に4得点で快勝し、上位5カ国に与えられる19年W杯フランス大会の出場権獲得へ好スタートを切った。

 1ゴール1アシストの活躍をみせたFW岩渕真奈(25)は「もっと圧倒しないといけなかった。ボールの失い方が悪くてカウンターを食らう場面もあったので、修正していきたい」と大勝にも緩みはなかった。

 次戦は韓国戦となるが「特に韓国だからというのはないですが、チ・ソヨン選手はキープレーヤーなので、そこをつぶせるように全員で戦いたい。次勝てれば(1次リーグの)突破にもだいぶ近づくと思う」と気持ちを引き締めた。

 主将のDF熊谷紗希(27)は「もっと点をとりたかったですが、無失点で終われたのはよかったと思う」と振り返った。今後対戦する韓国とオーストラリアについては「今日のような相手ではない。なんとか勝ち点3をとっていきたい」と意気込んだ。