サッカー日本代表監督を電撃解任されたバヒド・ハリルホジッチ氏(65)が21日、涙の再来日を果たした。自宅のあるフランスから羽田空港着の航空機で到着。解任に怒り27日には都内で反論会見も用意されているが、羽田空港では涙をこらえ、震える声で「真実を探しに来ました」「ゴミ箱に捨てたような状態」「まだ終わっていない」「私の誇りを傷つけるようなところは闘わなければならない」などと訴えた。

 日本サッカー協会も一定の誠意ある対応をした。羽田空港に、15年3月の就任会見からずっと一緒だった樋渡通訳と代表スタッフ2人を派遣。11日に協会として「引き続き誠意を持って対応していきます」などとコメントしており、滞在中も望まれれば最大限のサポートをする構えだ。