日本(FIFAランキング50位)の森保一監督(50)が、年内最終戦で全選手を平等に試す。19日、愛知・豊田市内で今日20日の国際親善試合キルギス(同90位)戦の前日会見に出席し「先発を大幅に入れ替える」と予告。16日ベネズエラ戦と合わせ、今月招集された全23人に出場の可能性が出てきた。98年以降の国際Aマッチ期間で、海外組を含んだ編成での全員起用が実現すれば初めて。アジア杯UAE大会(来年1月5日開幕)前、最後の試合が前例のないサバイバルになる。

<森保監督一問一答>

-就任後、初めてアジアの国との対戦になる

森保監督 ワールドカップと違い、相手が日本に合わせてくる戦いになることは想定しつつも、9月から積み上げてきた戦術でトライしたい。

-キルギスは、アジア杯で当たる中央アジア勢の対策となる。印象は

森保監督 球際が激しくて、堅い守備から素早く攻撃してくる。技術もある。

-キルギス戦で試した選手が基準に達しなかった場合、今まで呼んでいない海外組を呼ぶ可能性は

森保監督 もちろん。その可能性は十分あります。