南米選手権(ブラジル)の1次リーグ最終節でエクアドルと対戦する日本代表の森保一監督と植田直通(セルクル・ブルージュ)が現地時間23日、試合会場で行われた公式会見に出席した。

森保監督はエクアドルについて「個の能力が高くて、激しく厳しく戦う。攻撃が速くて危険」と話し、ここまで勝ち点を手にできていない相手に対しても警戒を崩さなかった。

試合に臨むメンバー構成を問われ「ウルグアイのときの選手がベースになっていくと思っている」と話した。また注目が集まるMF久保建英(18=レアル・マドリード)の起用に関しては「チリ戦でのパフォーマンスを見てもらえたと思う。十分スタメンで出るだけの力を持っている」とし、続けて「今日の練習を見て決めたい」と最後まで慎重に見極める考えを示した。

ここで勝利すれば、自力での1次リーグ突破が決まる。指揮官は「まずは我々がよりいい戦いをするために、攻守に全員が関わること、お互いに距離感をよくすること。それはウルグアイ戦で示したとおり。さらに質あげないといけない」と話し、2試合での成長を出し切ることを選手に期待した。