サッカー女子日本代表のなでしこジャパン(世界ランク11位)は静岡・IAIスタジアム日本平でカナダ女子代表(同7位)と対戦し、4-0で勝利した。

試合を観戦した日本サッカー協会の田嶋幸三会長(61)は4得点の攻撃陣にも言及しつつ「新しい選手が入ってもDFがしっかりしていてよかった」とDF南萌華(20)や宮川麻都(21)ら若い選手も加わった最終ラインの守備をたたえた。前半6分に先制点を挙げるなど序盤から相手に主導権を握らせなかった戦いぶりについては「前半30分まで勢いがあった。こういうことを続けて、いいチームになっていってほしい」と語り、「来年(東京オリンピック)に結果を出さないといけないですし、世界で活躍することを目指していってほしい」とエールを送った。