日本代表が「ワンチーム」で初のW杯予選4試合連続完封勝利を果たす。

前日会見で森保一監督(51)はGKを含めたDF陣の奮闘をたたえつつ「前線からの選手がすばやい切り替えをしてくれて守備に貢献してくれていることがいい」と攻撃陣の貢献度にも感謝。「明日の試合もチーム全体で無失点でできるように戦っていきたい」と、一致団結してアウェーの一戦をものにする決意を示した。

完封勝利で飾りたい2つの“節目”もある。キルギス戦に出場すれば、守備陣を大黒柱として支えてきた主将のDF吉田が史上8人目の国際Aマッチ通算100試合、DF長友が同2位の122で井原正巳と並ぶ。試合はもちろん、練習やトレーニング法、食事会場での会話など若い選手にも多大な好影響を与える2人に、指揮官も「日本サッカーの発展に素晴らしい貢献をしてくれているところに賛辞を贈りたいし、1人のサッカー人として誇りに思える選手。チームが機能する、成長する貢献をしてくれている。これからも思い切ってプレーできるようにと思っている」と最大級の賛辞を贈った。「日本晴れ」の新ユニホームを身にまとい、キルギス攻撃陣を沈黙させる。