オランダ遠征中の日本代表GKシュミット・ダニエル(28=シントトロイデン)が故障からの復調に手応えをみせた。

10日、オンラインで取材対応。今年1月、チームのスペイン合宿中に右足裏の腱(けん)を痛めた。ベルギーという異国の地でのリハビリが長引いたことを吐露。「7月終わりぐらいに復帰して。徐々にコンディションを上げようとしている段階。半年間の離脱は長かった」と振り返った。

所属クラブでは今季出場機会に恵まれておらず、ベンチスタートのサブGKとなっている。今回の日本代表オランダ遠征をきっかけに完全復調を証明したいところ。シュミットは「しばらく実戦から遠のいている。日本代表の練習は、チームに比べても引き締まっている。そこでプレーし、実戦に近い緊張感があるので、実戦感覚を取り戻そうとしている」と良い感触をつかんでいる様子だった。