日本代表MF遠藤航(27=シュツットガルト)が12日、合宿地のオランダからオンライン取材に応じた。

3日のブンデスリーガ・レバークーゼン戦でハムストリングを痛めたため、9日のカメルーン戦は出場を回避した。コートジボワール戦前日のこの日は「今は特に問題ない。試合に向けての準備はできている。あとは監督が誰を使うのか選ぶ状態」と強調し、出場に意欲を示した。

カメルーン戦を外から見ていて「ボールを動かしたい選手と1回シンプルにプレーしたい選手のギャップがなかなか埋まっていなかった」と感じたという。2枚のボランチが互いのポジションを確認し合い、それを受けて周囲の選手が動きを変えることが大切だと考えているようで、「意思統一というか、同じタイミングでボールを受ける、ひとりひとりのポジショニングをはっきりすることが大事だと思う」と、自身がピッチに立つイメージを浮かべながら話した。

遠藤ら海外組が日本代表活動に参加するのは約11カ月ぶり。9日間で2試合と短期間の活動ではあるが、「森保監督はコンセプトをしっかりと話してくれる。トライしながらいかに選手同士で話し合って改善できるか、代表チームとしての戦い方をはっきりできるかが、一番大事だと思う。この2試合でしっかりとチャレンジしていきたい」と、あらためて合宿のテーマを確認した。