日本代表の森保一監督(52)が2日にオンラインで取材に対応し、今月にオーストリアで行う日本代表活動について言及した。同国は新型コロナウイルスの感染拡大を受けてロックダウン(都市封鎖)に入ったが、「今のところ、予定を変更しないといけないようなことは協会から連絡は受けていない」と話した。その上で状況は刻々と変化するとし「最善の準備をし、状況が変わったときに対応していければ」とした。

Jリーグが続いていることもあり、メンバーは10月のオランダ遠征をベースに再びオール欧州組となる予定。招集人数については「2人なのか3人なのか、プラス数人を考えている」とし、通常の23人より多めに招集したい考えを語った。10月にはセルビアやロシアといった招集ができない国があったが、今回は現段階で制限はないという。

代表に招集できていない国内組は、Jリーグ終了後に活動できる可能性を模索しているという。「国内組の選手も頑張っているし、特に五輪年代は今年のJリーグでかなりの選手が試合経験を積んでいる。(活動の)機会ができればいい。話を続けていきたい」と、視察や映像でなく直接チェックすることを望んだ。【岡崎悠利】