日本代表GKシュミット・ダニエル(28=シントトロイデン)が14日、合宿中のオーストリアからオンライン取材に応じ、FIFAランク11位の強豪メキシコ戦(17日、日本時間18日早朝)に向けて「価値を示すチャンスになる」と意気込みを語った。

10月のオランダ遠征では、コートジボワール戦にフル出場。それまではチームで出番がなく苦しい状況だったが、チーム再合流後は2試合連続で先発に抜てきされている。

シュミットは「10カ月くらい実戦から遠ざかっていたが、ちゃんとパフォーマンスできると自信を得られた。コートジボワール戦があったことで、チームでの試合出場につながったかな」と振り返る。欧州各国で出場機会を得られずにいる選手にとって、代表活動はチームへのアピールの場にもなっているようだ。

14日のパナマ戦は出番なく終わったが、17日のメキシコ戦は出場すれば、自身初の格上との対戦となる。「かなり厳しい試合になると思っているし、その中で自分がどれだけチームを助けることができるか、価値を示すチャンスになると思う。頑張りたいです」と話した。